全然打てない。。。
毎日練習しているのに何で打てないのかしら...?
打たせてあげたいけどうしたら。
今使っているバットは軽すぎるから、当たってもボールの力に負けて内野を超えないんだよな。
バットは振れてきているし、新しいバットを買えば。。。
子供が野球で活躍できない。全然打てない!練習しているのに何で打てないの?っと思っているお父さん、お母さんは多くいらっしゃるのではないでしょうか?
もちろん道具を良くすれば問題が解決されるわけではありませんが、実は道具を良くすることで解決されることもあるんです。
ビヨンドマックスレガシーは現在の少年野球用の軟式バットでトップクラスに反発力があり、かつ軽量のバットのため、軽く当てるだけで他の金属バットなどと比べて打球の速度が大幅に上がります。
打球の速度が上がれば、それだけヒットになる確率が上がります。
私は現在4年生の息子を持ち、少年野球チームに所属しそこでコーチをしています。そして、昨年末レガシーが販売したと同時に購入し、現在約9か月使用しています。
この記事では実際にレガシーを4年生の息子に購入し、使用したレビューをしていきます。
この記事を読むと、レガシーの実際の使用感や使用したことでどのように成績が上がったかを知ることができます。
3年生の時は一度もホームランを打ったことが無かった息子が、4年生になり現在チーム内HR王(2022年8月現在)に君臨しています。
ビヨンドマックスレガシーとは
ビヨンドマックスレガシーとは、ミズノが発売している最新の高反発のバッドになります。
ビヨンドマックスシリーズは、2002年に初めて発売された「飛距離の伸びる軟式バット」です。
開発の背景には、技術が上がるほど投手戦になりがちな状況を問題視した全日本軟式野球連盟の要望により開発されたとのことです。
このバットが発売されて以来、投高な軟式野球が打高になったといっても過言ではありません。
そして、このバットの後に続くように、他メーカーからもそれぞれ特徴の持った高反発バットが生まれてきました。
その高反発バットの競争の中、ミズノが満を持して発売したのがこのビヨンドマックスレガシーで、2021年12月にその少年用が発売されました。
ビヨンドマックスレガシーのスペックなどは、上記のミズノ公式Youtubeやビヨンドマックスレガシー公式HPをご覧いただければと思います。
2002年より発売されてきたバットの最新版として、現時点でミズノ製として最も飛ぶバットとしてリリースされています。(2022年7月現在)
ビヨンドマックスレガシーの仕様、外観
ビヨンドマックスレガシーの仕様は下記の通り
- カラー:ブラック×ゴールド
- 素材:カーボン+グラス+ミズノレガシーPUフォーム
- サイズ(重さ):78㎝(平均560g)、80㎝(平均570g)
- 最大径/平均φ69㎝
- バランス:トップバランス
過去モデルのビヨンドマックスとは違い、黒を基調とした非常にかっこいいデザインです。
今のところ78㎝と80㎝の2種類の展開してしておらず、バランスはトップバランスのみとなります。
トップバランスはヘッドに重さがあるため、ロングヒッター向きですが、前モデルのビヨンドマックスギガキングより30g軽量化されているため、重くて振れないということはないように感じました。
最初はちょっと重く感じたけどすぐに慣れたよ!
ビヨンドマックスレガシーを使用するメリット、デメリット
ビヨンドマックスレガシーを実際に半年使用して感じたメリットとデメリットをまとめました。
ビヨンドマックスレガシーを使用するメリット
1.とにかく飛ぶ
最大のメリットはとにかく飛ぶことです。
初めて使用した時には本当に驚きました。同じように打った打球でも通常のバットと比べると天と地の差ほど打球が飛んでいきます。
また、打ち損じた当たりでも、打球が速いため内野を抜けやすいです。
ウレタン部分も広いため、芯を多少外しても飛んでいくので打率が大きく上がること間違いないです。
2.軽い
前モデルのビヨンドマックスギガキングに比べて30g軽量化しているため、振りぬきやすいです。
特に3年生や4年生ぐらいの子供だと、ギガキングだと重かった印象ですが、レガシーはこの30gの軽量化のおかげか体が小さくても振り抜けます。
去年まではバッティングは全然ダメだったのに、今年になってチームの主軸になって嬉しい!
ビヨンドマックスレガシーを使用するデメリット
1.警戒される
数年前ビヨンドマックスが登場した時に、守備側から『バッチビヨンドー、外野バック!』という掛け声が流行ったと聞きましたが、レガシーも同様『バッチレガシー、外野バック!』と言われ警戒されます。
せっかく飛ぶバットになったのに、外野に下がられては結局ヒットにならないということも多いかもしれません。
それだけ有名で、よく飛ぶバットとして認識され、警戒されているということです。
2.小手先で当てようとする(フルスイングしなくなる)
とにかく飛ぶため、フルスイングしなくても芯に当てれば外野まで飛び、外野を超えていきます。
そのため、レガシーを使用する子供が小手先で当てるだけのスイングをするようになることが多いです。
中学校などに進学し、レガシーが使えなくなった時に、小手先で当てるスイングだと全く打てなくなるということがあるかもしれません。
息子にはフルスイングするように毎日口酸っぱく指導していますが、やはりバットに頼ってしまうことも、、、
ビヨンドマックスレガシー使った結果
3年生の時は1本も打てなかったホームランでしたが、ご覧のように校舎の2階に突き刺さる大ホームランを打てるようになりました。
下記にレガシーを使用し始めてからの成績を比較します。
■2021年最終成績(3年時)
使用バット:ミズノ King Hitter 76㎝
試合 31
打率 .380
出塁率 .652
長打率 .460
OPS 1.112
安打 19本(1B:16、2B:2、3B:1、HR:0)
■2022年最終成績(4年時)
使用バット:ミズノ ビヨンドマックスレガシー 78㎝
試合 51
打率 .421
出塁率 .594
長打率 .947
OPS 1.541
安打 40本(1B:14、2B:12、3B:4、HR:10)
打率も多少改善していますが、それより長打率、それに伴ってOPSが非常に高い数字になりました。
31試合で1本も打てなかったHRも10本(内、柵越え4本)を打て、チーム内ホームラン王になりました!
もちろん毎日練習していたおかげでもありますが、初めて打ったときは涙が出そうになりました(泣)
ビヨンドマックスレガシーがおススメな人
バットがしっかり振れる人にはこのレガシーは大変おススメです。
逆に言うとバットがしっかり振れないのであれば、レガシーは時期尚早だと思います。
結局はバットが振れない事にはボールは飛びません。そのため、体が小さい子(低学年)ではその子の体格に合ったバットを購入するのをおススメします。
詳しくは下記リンクで解説していますが、78㎝だと4,5年生以降でしっかりバットが振れるようになってから検討すると良いと思います。
>>少年野球をはじめるのに必要な野球道具【買うべき道具を徹底解説】
ビヨンドマックスレガシーを購入するのにおすすめな店
ビヨンドマックスシリーズでは、ミズノが“指定価格”を指示しているため、小売店が販売価格を決定できず、どこで購入しても同じ価格となります。
■指定価格とは
販売価格を「販売店」ではなく「メーカー」が指定できる制度です。
通常は小売店の価格をメーカーが指定すると独占禁止法に抵触しますが、この指定価格の制度では、メーカーが商品の売れ残りのリスクを負うなど、メーカーが直接販売するのと同等の条件が定められているため、メーカーが小売価格を指定しても独占禁止法に抵触しないという制度。
そのため、スポーツ量販店、町のスポーツ店、Amazon、楽天などネット通販などでも、どこで購入しても価格は同じです。
しかしながら、少しでもお得に購入できる店があります。
それは、楽天市場です。
楽天市場では、独自に楽天ポイントを付与しているため、販売価格は一緒ですが、楽天ポイントが別途付与されます。
店舗によってその付与率が違ってくる(個人のSPUも同様)ため、楽天ポイントがバックされます。
この画像のように、各店舗でポイント還元率が違ってきます。
販売価格は39,600円でどの店舗でも同じですが、ポイント付与率が違う(画像の場合だと3,600ポイント)となっています。
楽天ポイントは楽天市場をはじめ、あらゆる楽天サービスで使用できるため、使い勝手がよくこのポイントは大きいです。
ビヨンドマックスレガシーの購入を検討している方は楽天市場からの購入をおススメします。
下図の”楽天市場”ボタンを押していただくと、上の図のような一覧に飛びますので参考にしてください。
※時期などによって付与率が違ってきますので、こまめにチェックすることをおすすめします。
新色の青が2022年12月に発売されました!かっこいい!!
ただ、去年と比べると値上げしているようです。。。
まとめ
ビヨンドマックスレガシーは非常によく飛ぶため、しっかりと振り切ることができれば間違いなく打撃成績が上がると思います。
バットをしっかり振れる子であれば是非おススメするバットです。
また、購入する際はポイント付与の観点から楽天市場をおススメします。
全然打撃成績が上がらない、ミートしても外野を超えないなどお子さんのバッティングに悩んでいる方は是非一度検討してみてはいかがでしょうか?
ビヨンドマックスレガシー以外のおススメバットは下記の記事で掲載しています。気になる方は是非読んでいただけばと思います。
>>少年野球用バットの選び方【2022年版低学年、高学年別おススメバットの紹介】
下記の記事はバット以外の必要な野球道具について選び方を掲載しています。
>>少年野球をはじめるのに必要な野球道具【買うべき道具を徹底解説】