子供の活躍はどのようなカメラで撮れば一番綺麗に撮影できるのか?どんなカメラが最適なのか?などと考えたことはありませんか?
多くの方はビデオカメラでの撮影以外の選択肢がないと考えている方が多いと思いますが、実は最適に撮影できるのはアクションカメラです。
アクションカメラをご存じではない方がいるかもしれませんが、アクションカメラは非常に広角に撮影できるため、試合全体を撮影するには最適です。
私は息子が少年野球に入団してからチームの撮影係を約1年半担当をしてきて、様々な失敗を繰り返し、50試合以上を撮影し最善の撮影方法を確立しました。
この記事ではアクションカメラの魅力と、おすすめのアクションカメラの紹介をします。
この記事を読むと最適なアクションカメラで今週末から最高の映像が撮影できるようになります。
■アクションカメラの魅力
①広角に撮影できるため、グラウンド全体を撮影できる。
②コンパクトなため、撮影場所を選ばない
③1試合(約90分)以上連続撮影が可能
④防水機能が付いているカメラであれば、雨が降っても問題ない
■おすすめアクションカメラ
XTU MAX PRO
■XTU MAX PROがおすすめな理由
①1080pでの画質が綺麗
②1試合分の撮影が十分できるうえ、熱暴走がない
③外部マイクが付属している
④GoProに比べ圧倒的に安くコスパが良い。
アクションカメラとは?
アクションカメラとはどのようなカメラなのでしょうか?
まずはアクションカメラと従来のビデオカメラの違いを説明します。
アクションカメラと従来のビデオカメラとの違い(メリット、デメリット)
カメラの大きさ
従来のビデオカメラと比べると圧倒的にサイズ小さいです。そのためヘルメットに装着したり、自転車に装着することができます。
このような小さいカメラなので、動きの激しい運動をしながら撮影することも可能です!このYouTube動画のようにダイナミックで臨場感のある動画が撮れます。
撮影の画角
アクションカメラは従来のカメラより画角が広いです。
より広範囲のを撮影できることによって、ダイナミックな動画を撮影できます。
バッテリー持ち
一般的には従来のカメラの方が長く撮影するには向いています。
アクションカメラは本体が小さい分、バッテリーの容量が小さい傾向にあります。
アクションカメラはこのような薄くて小さいバッテリーが多く、容量も1,300mAh程度となっています。
画質にもよりますが、長くても2時間程度の連続撮影時間となります。
一方ビデオカメラは大きさを気にする必要がないため、大容量のバッテリーが売られており、画質によっては5~6時間の連続撮影も可能です。
望遠、ズーム機能
ここが一番大きな違いかもしれません。
従来型のビデオカメラは光学ズームが可能な一方、アクションカメラはデジタルズームが一般的です。
■光学ズームとは?
レンズを動かして焦点距離を変化させ、画質は綺麗なまま被写体を実際に大きく撮影することです。
カメラの性能の範囲で数十倍にズームしても画像が劣化することがありません。
■デジタルズームとは?
デジタルズームでは光学ズームとは違い、実際に撮影する画像の大きさは変わりません。
撮影した画像の一部を切り取ってその部分を拡大することで、無理やり大きくみせているという仕組みです。
そのためズームすればするほど画像が荒くなります。
少年野球にアクションカメラをおすすめする理由
アクションカメラと従来のビデオカメラの違いが分かったところで、何故アクションカメラが少年野球の撮影に最適なのか?を説明したいと思います。
グラウンド全体を撮影できる広角撮影
少年野球はバックネットが近いため、従来のビデオカメラではグラウンド全体を撮影することができませんでした。
アクションカメラだと、従来のカメラより広角に撮影できるので、こちらの動画のようにグラウンド全体を撮影することが可能です。
打者が打った際に各ポジションの選手がどのように動いているかが一目でわかるため、各選手のカバーなどの動きの確認もできます。
どこでも設営できるコンパクトな筐体
従来のカメラと違い、非常にコンパクトな筐体のため、大きな三脚が必要なくどこでも簡単に設置することができます。
三脚を広げなくても良いため、他の観客に邪魔になることもありません。
防水機能があるため、雨の中の撮影も可能
アクションカメラのモデルにもよりますが、防水機能があるため雨の中の撮影も可能です。
従来のビデオカメラは基本的に防水機能がないため、雨の中の撮影は非常にリスクが伴います。
少年野球は多少の雨でも試合を継続することもありますので、この機能があれば安心して撮影ができます。
XTU MAX PROが少年野球撮影に特におすすめな理由4選
アクションカメラで最も有名なのが”GoPro”です。YouTuberが多く使用しているのはほとんど”GoPro”と考えて良いでしょう。
そのような状況でなぜ、当ブログで一押しのアクションカメラがXTU MAX PROなのか。
最大の理由はコストパフォーマンスにあります。GoProは非常に高性能ですが、反面非常に価格が高いです。
一方、XTU MAX PROをはじめとする、中国製のアクションカメラ(通称、中華アクションカメラ)は非常に安いのが特徴です。
各中華メーカーが多くアクションカメラを発売していますが、中華アクションカメラを1年半で2台使用した結果、このXTU MAX PROが最適と結論付けました。
これからその理由を説明します。
フルHD(1080p)撮影での画質の良さ
多くのアクションカメラが、4Kでの撮影に力を入れており、4Kでの画質の綺麗さを競っています。
しかし、少年野球では4Kで撮影することは不可能です。その理由は、4Kで撮影した場合、丸々1試合の撮影するにはバッテリーが持たないためです。
そのため、少年野球の場合、画質を落としフルHD(1080p)で撮影するようにします。
ただし、中華アクションカメラはGoProの廉価版故に、4Kの画質には非常にこだわっていますが、フルHD(1080p)の画質の良さは二の次となっている場合が多いです。
しかし、このXTU MAX PROの場合、中華アクションカメラの中でもフルHD(1080p)の画質が非常に良いです。
こちらの画像は、XTU MAX PROとAKASO V50X(別メーカーの中華アクションカメラ)を比較した画像です。
特に大きい画面で見るとその違いは歴然で、XTU MAX PROの方が解像度が高く、また発色も良いです。
PCや大きなTVで見ても十分の画質となっています。
1試合(約90分)持つバッテリー持ち、および熱停止がない
アクションカメラは基本的に、アクション(激しい動き)などでの使用を想定されたカメラです。
そのため、そのようなアクション時間は基本的に長くなく、短い動画をいくつも撮影するという方法で使われることが多いです。
少年野球の場合は、1試合丸々撮影することになり、本来のアクションカメラの使用方法ではないため、多くのアクションカメラでは長時間の撮影が苦手です。
その中でもXTU MAX PROは抜群に撮影時間が長く、少年野球の試合時間である90分以上の撮影が可能です。
※動画内のフリーズや画質の乱れについては、ファームウェアアップデートで解決済みです
こちらの動画のように、1つ前もモデルと比べても非常に長くバッテリーが持ちます。
実際に私がバッテリーのテストを行ったところ、炎天下の中でも約2時間持ちました。
そのため、延長戦に入っても問題のなく安心して撮影が可能です。
また、もう一つXTU MAX PROをおすすめする理由としては、熱よる撮影の強制停止がないことです。
こちらの動画を参考にしていただけると思いますが、最新のGoProでさえフルHD撮影時、約1時間30分前後で熱暴走で撮影が強制停止されてしまっています。しかも撮影環境は室内なので、厳しい条件ではありません。
XTU MAX PROでは熱による撮影停止は経験したことがありません。
私がXTU MAX PROを購入したのは2022年6月ですが、この夏の35℃以上の猛暑日の中でも問題なく撮影ができました。
このXTU MAX PROは熱の耐久性としてはGoProより優れていると言えます。
風切り音を低減できる外部マイク付属
XTU MAX PROなどの中華アクションカメラの特徴の一つとして、付属品が充実していることがあげられます。
特にXTU MAX PROに付属する外部マイクは非常に良いです。
少年野球は屋外のスポーツのため、特に風が強い日は風切り音が強すぎることがあります。
そのような時には付属しているこの外部マイクがおすすめです。
GoProに比べて圧倒的低価格
こちらがXTU MAX PROをおすすめする一番の理由になります。
GoProをはじめとする、有名メーカーのアクションカメラは非常に高価になりますが、中華アクションカメラは非常に価格が安くなります。
GoProは非常に優秀なカメラで、多くのユーチューバーが使用しているカメラですが、少年野球撮影に関して言えばXTU MAX PROの方が性能が高い所も多くあります。
しかし、2024年1月時点でXTU MAX PROが廃盤になり後継機が発売されましたので後継機を紹介します。
GoProの最新モデルHERO10 Blackは単体で68,000円(2022年9月時点)ですが、XTU S6は19,998円で購入できます(2024年9月の価格)。
GoProはちょっと試してみるというには高すぎる価格ですが、XTU S6の場合、GoProに対して約1/2以下で購入できるため、非常にコストパフォーマンスの良いカメラです。
まとめ
アクションカメラはまだまだ家庭で当たり前に持つような一般的にはカメラではありません。
しかし、少年野球を撮影するには非常に適したカメラです。
XTU MAX PROは中華アクションカメラの中では高価格帯で高機能なアクションカメラですが、GoProと比較した場合、非常に価格が安くコストパフォーマンスに優れています。
また、1080pでの画質に優れ、2時間の長尺動画撮影にも熱暴走なく耐えられる非常に優れた性能を持っています。
グラウンド全体を撮影し、全体を俯瞰した状況で見る少年野球の動画は非常に様々な使用方法が可能になると思っています。
是非あなたのチームでもこの撮影方法をお試しいただければと思います。
各カメラ(アクションカメラ、ビデオカメラ、スマートフォン)の使い分け、設置方法などの情報が知りたい方は下こちらの記事も参考にしてください。
>>子供の活躍を綺麗に撮影したい!少年野球の撮影方法徹底解説【動画編】