少年野球の活動内容を徹底解説【スポーツ少年団編】

野球少年

野球やりたいやりたい!!

ままみかん

息子は野球チームに入りたいって言うけど、少年野球チームってどんな活動をしているのかしら?

いもうと

野球はじめたらお兄ちゃんと一緒に遊べないのかなー。。。

野球おやじ

スポ少の野球は毎週あるって言うし、家族旅行とか行けるのかな??

少年野球を始めようかとと思っていても、実際に少年野球チームに入ったら、毎週どのような活動でをしているのか?一年間でどのようなスケジュールになるかわからないのではないでしょうか?

実はどこのチームも大体同じようなスケジュールで年間活動をしてるため、おおよその活動内容はどこのチームも一緒になります。

私は現在小学校4年生の息子と一緒に少年野球チームに入団しており、約2年活動をしています。また、自分自身の少年時代も少年野球をしており、その時は約5年間少年野球の活動をしていました。

この記事では、少年野球チームの活動内容を紹介します。

この記事を読むと、少年野球チームに入った時の活動が把握でき、チームに入ってからどのような生活になるかを想像できるようになります。

練習:毎週土、日曜日(祝日も基本活動あり)
試合:公式戦は3月~12月、練習試合は1年中あり。
イベント:チーム内イベントやチーム外イベントがあり
年間スケジュール:1月、2月オフシーズン、3月から公式戦開始、5月、8月合宿、12月卒団式

目次

練習について

少年野球で一番多い活動は練習です。当然ですね。野球チームですから。

少年野球でも、一杯練習して試合に出場して勝つ!ということを目標にしているチームがほとんどなので、練習の頻度は非常に高い傾向にあります。

練習頻度

まずは練習の頻度ですが、多くの少年野球チーム(クラブチーム、スポーツ少年団所属チーム含む)は毎週土曜日、日曜日に練習しています。

もちろんチームにもよりますが、土曜日、日曜日に加えて祝日も練習があることが多いです。

基本的に子供が学校のない休日は毎回練習と思っていいでしょう。

また、監督が自営業の方や現役を引退しているような方の場合、平日(多くの小学校が早い時間で終わる水曜日など)でも練習を行うチームもあります。

練習場所

練習場所に関しては、主に少年野球チームが所属している小学校の校庭がメインの練習場所になります。

ただし、小学校の校庭は他の団体(サッカーなど)にも貸し出しているため、毎週末少年野球チームが校庭を使用することはできません。

その場合は、近隣の野球場(有料、無料含む)、近隣の公園の広場などで練習をします。

もしくは、後述しますが、グラウンドが確保できない場合は練習試合などで他のチームが確保しているグラウンドにお邪魔することもあります。

練習時間

練習時間は、グラウンドの状況、チームの運営方針によって様々ですが、いくつかのパターンをご紹介します。

パターン① 小学校のグランドが確保できている時、または近隣の無料の広場などでの練習の場合
 1. 9:00~12:00(午前練のみ)
 2. 13:00~17:00(午後練のみ)
 3. 9:00~17:00(1日中練習)

パターン② 野球場の予約がある場合(2時間枠の予約)
 1.午前バージョン
  09:30 集合&近隣でアップ
  10:00 グラウンド使用開始
  12:00 グラウンド外でダウンや片付け
  12:30 解散 
 2,午後バージョン
  12:30 集合&近隣でアップ
  13:00 グラウンド使用開始
  15:00 グラウンド外でダウンや片付け
  15:30 解散 

パターン③ グラウンドが確保されておらず、他チームの小学校などに行く場合
 1.午前バージョン
  09:00 集合&移動
  10:00 他チームの小学校またはグラウンド着、練習または試合
  12:00 他チームの小学校またはグラウンド発
  13:00 解散 
 2,午後バージョン
  13:00 集合&移動
  14:00 他チームの小学校またはグラウンド着、練習または試合
  16:00 他チームの小学校またはグラウンド発
  17:00 解散  

もちろん、これらのパターン以外の活動もありますし、これらのパターンの組み合わせになることもしばしばあります。

野球少年

毎週毎週練習が楽しみ!!

試合について

試合については大きく分けて公式戦(スポーツ少年団や軟式野球連盟などが主催しているもの)と、練習試合があります。

試合としては変わりませんが、公式戦と練習試合で違うところがいくつかありますので、そちらを解説します。

試合の頻度

試合の頻度はチームの運営方針、チームの強さによってまちまちではあります。

ただ、野球のシーズンい入る3月以降は公式戦、練習試合が入り混じって組まれるため、かなり多く試合が組まれることになります。

体感では毎週末、土曜日、日曜日のどちらかは試合が組まれているイメージです。

公式戦編

公式戦が始まるのは3月ぐらいからになり、11月~12月でシーズンが終わります。

市区町村にもよりますが、春季大会、夏季大会、秋季大会などがあったり、東京近郊ではジャビットカップと呼ばれる巨人主催の大会などもあります。

開催日の多くが日曜日のみとなっており、雨天中止などで稀に土曜日に組まれることあります。

会場は基本的に野球場や市町村内の公園などで行われます(小学校の校庭で公式戦することも稀にあります)。

試合時間は2022年より90分に統一され、6イニング制となりました(2021年以前は100分、7イニング制)。

小学生4年生以下の場合、90分、5イニング制の地域もあるようです。

公式戦ではピッチャーの球数も制限されており、1日70球(4年生以下は60球)となっています。

練習試合編

練習試合に関しては、チームの運営方針で1~12月の期間いつでも組まれます。

時にはダブルヘッダーで、1日に2試合組まれることもあります。

基本的にイニングや球数制限などは、公式戦と同様とすることが多いですが、練習試合なのでそこはお互いのチームで話し合い決定されます。

特に低学年のチームだと、1イニング5点強制チェンジだったりと練習試合特有のルールがあったりします。

場所としては、小学校の校庭から野球場、近所の公園など、野球ができる場所ならどこでもあります。

野球おやじ

練習試合は思ったより頻度が高く、毎週末試合をしているイメージです。土日連続練習試合というのも当たり前です。

イベントについて

少年野球チームは野球を練習し、試合をすることが主ですが、そこは小学生なのでチームでイベントをすることも多くあります。

もちろんこちらもチームによりますが、私の経験から一部を紹介します。

チーム内イベント

まずはチーム内のイベントです。

チーム内とはいえ、チームが違う(Aチーム、Cチームなど)とバラバラで開催されることもあります。

卒団式

年間一番のイベントと言っていいでしょう。

6年生の活動が全て終わり、卒団をするときのイベントです。

年間表彰があったり、1年の戦績の発表に加えて、6年生を送る会ためのイベントが盛りだくさんです。

私も何回か出席していますが、後半は涙が止まらなくなる感動的なイベントになっています。

ままみかん

涙が止まらなくて、自分の息子の時が心配です(泣)

合宿

コロナ禍となり、開催がここ数年できていないですが、これもチームとしては大きなイベントです。

8月またはGWというチームもあるかと思いますが、合宿を行うチームも多いです。

朝から晩まで基本的には野球の練習を行いますが、そこは小学生なので、夜にはビンゴ大会や花火大会などのイベントも用意して盛り上がります。

レクリエーション

その他レクリエーションです。

BBQ、ボーリング、山登り、など様々なレクリエーションが開催されています。

時期は様々で大会がない時期(お盆前後)に開催されることが多い印象です。

野球少年

友達と一緒に野球以外のことするのも楽しい!

チーム外イベント

チーム外のイベントも多くあります。

基本的にスポーツ少年団に加盟しているチームはスポ少のイベントはいくつかあります。

スポ少運動会

スポーツ少年団に加盟している他スポーツの団体も含めた運動会あります。

サッカー、バスケ、バドミントン、柔道などスポーツ少年団に加盟する団体が参加することができ、異なるスポーツをしている子供たちが一同に集まり運動会をします。

この日だけは、今まで戦ってきた他の野球チームとも、他のスポーツの団体に負けまいと手を組み一丸となります。

ただ、かなりの多くのチームが参加する運動会になるため、チームから何名かお手伝い(主にコーチから選ばれる)が駆り出されることになります。

Tボール、オレンジボール大会

地域によって違いがありますが、Tボール大会やオレンジボール大会というものがあります。

どちらも3年生以下の低学年が対象となって行っている大会で、野球と似たルールですが、柔らかいボールを使用していたり、グローブにあたっただけでアウトになったりと、低学年には難しい部分を排除した野球で戦います。

お母さん方が一緒になって参加できたりし、非常に楽しく盛り上がる大会です。

駅伝、マラソン大会

これもスポーツ少年団のレクリエーションとして、冬に開催されています。

近くの公園を1週するなど、駅伝やマラソン大会を実施します。

全員出場のものから、チームから選抜された子供だけが出場する大会まで、地域によって様々です。

チーム体制、年間スケジュールについて

少年野球のシーズンは1月から12月となります。

そのため、1月から下記のようにチームが基本的に編成されます。

  • Aチーム(一部):6年生が最上級生のチーム
  • Bチーム(二部):5年生が最上級生のチーム
  • Cチーム(三部):4年生が最上級生のチーム

人数が多いチームでは、その下のDチーム(3年生が最上級生のチーム)などもあったりします。

ただ、一学年で9人以上がそろう場合も最近は少ないため、その場合はAチームとCチームがメインとなってチームを組むことが多いです。

チーム編成例(6年生9人、5年生5人、4年生8人、3年生3人の場合)
正:Aチームが6年生+5年生の14人編成、Cチームが4年生+3年生で11人編成
誤:Aチームが6年生のみ、Bチームに5年生以下の16人編成というような形

前述の通り1月からシーズンが始まるため、正確にはAチームは当初5年生の1月からスタートになります。

年間スケジュールとしては下記の通りです。

1月~2月:オフシーズン
3月:公式戦開始
5月または8月:合宿
11月または12月:公式戦終了
12月:卒団式
※練習や練習試合は随時開催、レクリエーションは合間を縫って開催

地域やチームによって様々ですが、多くは上記のようなスケジュールになります。

このように、少年野球チームに入団すると、ほとんど一年中野球漬けといったことになります。

野球おやじ

少年野球チームに入って毎週野球漬けの毎日です。親子ともとても充実しています。

まとめ

少年野球に入ると、土曜日、日曜日、祝日は野球の活動があります。

また、3月からは公式戦、5月または8月で合宿、試合の合間にはレクリエーションが入り、12月には卒団式という流れになります。

そのため、野球チームに入団すると1年中野球漬けとなるのは間違いありません。

ただ、多くの場合子供は楽しく活動しており、充実した週末を送れることになると思います。

野球チームに入るメリットをまとめた記事と、入団した場合の親の負担をまとめた記事もありますので参考にしてください。

>>少年野球をはじめて良かったこと【子供と親、双方のメリットを徹底解説】

>>少年野球チーム(スポ少)に入った時の親の負担を徹底解説【母のお当番、父のコーチ】

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