今週末はじめて練習に参加するぞー(ドキドキ)
練習に参加するのに何を用意すればいいのかしら?
一気に揃えなきゃいけないのかな?お金かかるなー。。。
子供が野球をはじめるのに必要な野球道具はどんなもので、それがいくらぐらいかかるのか?ということが気になっていませんか?
実は、チームによっては貸してくれるものがあったりするので、最初から全部そろえる必要はありません。
チームにもよりますが、ユニフォームが貸与されたり、OBなどが寄付してくれた道具を貰えたりすることがあります。
私自身小学2年生から少年野球チームに所属し、6年生まで続けました。現在、息子も少年野球チームに所属して、私自身そのチームのコーチもしています。実際、息子がチームに入った当初はバットを借りていました。
この記事では、少年野球チームに入った時に絶対に買うべき道具、買う必要のない道具などを徹底解説します。
この記事を読むと購入すべき道具の優先順位を付けられると思います。
購入必要度 ★★★ → 即購入必要
購入必要度 ★★☆ → 貸与等あれば購入しなくてOK、またはいずれ購入する必要あり
購入必要度 ★☆☆ → 家にあるものでOK
グローブ
購入必要度 ★★☆
グローブは野球の基本です。チームにも体験会などに来てくれた人ように貸してくれるグローブがいくつかあると思います。
ただ、チーム所有のグローブはかなり古いと思いますので、ご自身のものをなるべく早く購入し、自分の手に合うように使い込んだ方が良いと思いますので、購入するのがおススメです。
グローブの選び方
迷ったら有名メーカー(ミズノ、ゼット、SSK、アシックスなど)を購入するのが無難でしょう。
グローブには守備位置で専用品があるのですが、少年野球ではどこを守るかは明確でないですし、チームに入った当初は全くわからないため気にする必要はありません。各メーカー、オールラウンド型というのがあるので、それがおススメです。
購入するのに最も重要なのはサイズです。下記有名メーカーのサイズ表を記載しますので参考にしてください。
ミズノ
野球と言えばミズノ。ミズノを買っておけば間違いないとも言われる野球を代表するメーカーです。
プロ野球選手に道具提供をしている選手数が一番多い会社はミズノです。
サイズ | 身長目安 | 対応学年 |
---|---|---|
SS | ~120cm | 小学1~2年生向け |
S | 120㎝~135㎝ | 小学1~3年生向け |
M | 130㎝~145㎝ | 小学2~4年生向け |
L | 145㎝~155㎝ | 小学4~6年生向け |
LL | 155㎝~ | 小学5~6年生向け |
ゼット
こちらも野球で有名なメーカーの一つです。逆に言うと野球のみ自社のブランドで製品を展開しているメーカーです。
こちらも各プロ野球選手にも製品を提供している老舗です。
サイズ | 身長目安 |
---|---|
SS | ~120cm |
S | 120㎝~135㎝ |
M | 130㎝~145㎝ |
L | 140㎝~155㎝ |
LL | 155㎝~ |
SSK
こちらもゼット同様野球で有名なメーカーの一つで、野球のみに自社ブランド製品を展開しているメーカーです。
ゼットとはライバルの関係です。
サイズ | 身長目安 | 対応学年 |
---|---|---|
SS | 100㎝~120㎝ | 小学1~2年生向け |
S | 110㎝~135㎝ | 小学1~3年生向け |
M | 120㎝~145㎝ | 小学2~4年生向け |
L | 135㎝~150㎝ | 小学4~6年生向け |
LL | 150㎝~ | 小学5~6年生向け |
アシックス
ミズノと並んで日本で超有名なスポーツメーカーですが、野球のアシックスブランドとしては少し後発です。
元々はローリングスのライセンス契約をしてローリングスとして製品を開発してきましたが、2012年に契約を解消しアシックスブランドで野球用品を展開し始めました。
サイズ | 身長目安 | 対応学年 |
---|---|---|
特小 | ~125cm | 就学前 |
小 | 125㎝~135㎝ | 小学2~3年生向け |
中 | 130㎝~140㎝ | 小学3~4年生向け |
大、特大 | 135㎝~155㎝ | 小学4~6年生向け |
ぼくは最初はアシックスの小を買って、次はミズノのLにしたよ!
グローブの購入頻度
少年野球では小学校1年生からチームに入ったとすると、身長がものすごく伸びるため何度か買い換える必要が出てきます。
ミズノのサイズでいうと、入学当初はSサイズを購入し、3年生か4年生でMサイズ、5、6年生でLサイズを購入するとなると、通算で2回買い換えることになるかもしれません。
そのため、最初の1つ目は高級なものは避けることと、握力が弱いためなるべく柔らかい物を購入してあげると良いと思います。
ぼくの場合、始めてのグローブは年長の冬で、次のグローブは3年生の夏に買ってもらったよ
グローブの価格相場
値段の相場は約3,000円~15,000円ぐらいです。
各メーカーでグレードがあったりするので、最初の1つとして購入するのは高グレードにする必要はありません。
ミズノの場合、グローバルエリート、セレクトナインなどがあります。
その他
グローブにはキャッチャーミットやファーストミットなど、ポジションによって専門的なグローブが存在します。
そのような専門的なグローブはチームが貸してくれることも多いため、個人で購入する必要はありません。
もちろんポジションが決まって個人的に買いたい人は購入いただいて問題ありませんが、ポジションが決まるのは高学年になると思います。
僕は左利きでファーストをよく守るから、9歳の誕生日にファーストミットを買ってもらったんだ
バット
購入必要度 ★★☆
バットも野球をする上で基本となる道具ですが、非常に様々な種類があるので何を購入するか非常に迷うと思います。
バットの選び方
チームに何本かOBなどが置いて行った古いバットがあると思いますので、最初はそれを借りるのもありです。
ただ、ずっと借りておく訳にもいきませんので、何回か参加してみてすぐに辞めそうではなければ早めに購入することをおススメします。
長さ
バットの購入で一番考えなければいけないところはまず長さです。
身長によって適正の長さが決まっているので、それに合わせて購入しましょう。
体格などによって多少変わってきますが、子供自身がバットをちゃんと振れることが大事です(長すぎて振った時にフラついたりしない)。
バットの長さ | 身長目安 | 学年目安 |
---|---|---|
64cm~70cm | 110cm~120cm | 小学1~2年生 |
70cm~76cm | 120cm~140cm | 小学3~4年生 |
76cm~80cm | 140cm~150cm | 小学5~6年生 |
80cm~82cm | 150cm以上 | 小学5~6年生 |
入団当初長く使えるように推奨身長より長めのバットを買ってしまいましたが、その結果あまり打てませんでした。適正な長さのバットを購入しましょう。
重さ
体が大きくなってくるとその子に合った重さのバットを購入する必要があります。
一般的にバットが重くなればなるほどよく飛びますので、重くてもバットが振れるなら重い方が良いです。
ただ、小学1,2年生ではしっかり振り切ることが大事になってくるので、軽いバットから購入したほうが良いでしょう。
体格は人それぞれですが目安をまとめますので参考にしてください。
バットの重さ | 身長目安 |
---|---|
350g~450g | 110cm~120cm |
380g~480g | 120cm~135cm |
400g~550g | 135cm~145cm |
500g~600g | 145cm~155cm |
600g~650g | 155cm~160cm |
素材
こちらは最初は気にする必要がありません。
アルミ、FRP、カーボン、複合バットなど様々な素材がありますが、最初は軽くて安いものが良いでしょう。
体が大きくなって思いバットも触れるようになって、もっと飛ばしたい!となってから素材は検討すれば問題ありません。
ぼくは最初は長めの76㎝のFRP製バットを買ってもらったけど、軽すぎたから次は78㎝のウレタン素材のバットを買ったんだ!
バットの購入頻度
小学校低学年からチームに入ると考えると、1回か2回買い替える必要があると思います。
まずは低学年で短く軽いバットを購入し、次に重く長いバット購入していくイメージです。身長がどれくらい伸びるかにもよりますが、5年生後半から6年生で2回目の買い替えを検討しなくてはいけなくなる可能性があります。
高学年になると一気に身長が伸びる子がいますので、そのような子には2回目の購入が必要になるかもしれません。160㎝を超えるような子だと大人用を選ぶ子もいます。
バットの価格相場
バットは近年非常に技術が進化していて、価格はピンキリです。
値段の相場は約5,000円~40,000円以上するバットもあります。
最初から良いバットを購入しても使えないので、約5,000円~10,000円のバットで試してみて、その後身長が伸びてきてからその子に合ったものを新たに購入するのがおススメです。
ぼくは最初はチームに貸してもらってたよ。自分のバットを買ったのは2年生の冬で、3年生の冬にはレガシーをサンタさんにもらったんだ!!
バットのもっと詳しい選び方が知りたい方は下記の記事をご覧ください。
>>少年野球用バットの選び方【2022年版低学年、高学年別おススメバットの紹介】
ヘルメット
購入必要度 ★★☆
バッターとして打席に立つにはヘルメットが必須です。
少年野球は軟球とは言え当たると危険なので、安全のためにすぐに購入した方が良いです(ヘルメットがないとバッティング練習ができません。)
チームでの貸し出しもありますが、基本的にOBが残していったような使い古しなのであまり綺麗なものは期待できません。
ヘルメットの選び方
SGマーク付きのものでないと使用できませんので注意してください(ゼット、ミズノ、アシックスを購入しておけば間違いありません。)
サイズはJS、JM、JL、JOとありますので、お子さんに合ったサイズを購入してください。ただし、大手スポーツ量販店では見本が置いていないことがあるので、地元のスポーツ店(小学校と連携しているような)か、Amazonだと試着後返品できるのでおススメです。
既にチームに入っている子のものを被らせてもらうのもありだと思います。
ヘルメットの購入頻度
基本的に一度購入したら卒業するまで買い換えることはないと思います。
ただ、身長が伸びて頭が大きくなると高学年で一度買い換える必要が出てくる可能性があります。
僕は頭が大きくて大人用に買い換えたよ。。。
ヘルメットの価格相場
相場は約3,000円~4,000円程度です。
これに加えて、チームロゴのステッカーを別途購入し貼り付ける必要があります。チームロゴのステッカーの購入場所はチームに確認してください。
シューズ
購入必要度 ★☆☆
最初は普通の運動靴でも問題ありません。
しかし、専用シューズは野球に適した作りになっているので、長く続けるのであれば購入するのが無難です。
特にスライディングなどをするようになると普通のシューズだとすぐに痛むためです。
シューズの選び方
シューズには2種類あるので気を付けてください。
アップシューズ
こちらはトレーニングシューズとも言われているもので、一般的な運動靴に近い構造をしています。
練習や試合前のアップ時や、アスファルトやコンクリートなどを移動する際はこちらのシューズを履きます。
小学生の場合は、このアップシューズだけで試合や練習にも出る子も多いです。
まず1足目を購入する場合はアップシューズを購入しておけば良いでしょう。
スパイク
スパイクとは、靴の裏側の凹凸が大きく滑りにくくしてある靴になります。
グラウンドに入る際に履き替え、練習や試合を行います。
アップシューズとの違いはグリップ力です。グリップ力が大きいため、踏ん張りが効き投げる、打つ動作に足から力が伝わります。
特にピッチャーをしている子は足の踏ん張りが大事のため3年生、4年生あたりから購入してあげることをおススメします。
シューズの購入頻度
購入頻度は非常に高いです。
小学生はどんどん成長するので、足が大きくなるのが早いです。
大体半年に1回のペースで買い換える必要が出てきます。
そうすると小学校1年生から6年生で12回購入する必要があります。
スパイクを購入する場合は、4年生から履くとしても全部で18回の購入が必要になる可能性があります。
バットも高いけど、トータルで一番お金かかるのはシューズかも、、、
シューズの価格相場
アップシューズ、スパイク共に5,000円前後です。
色がいくつかあるので、チームに合わせた色を購入すれば良いでしょう。
スパイクを持っている友達は4人ぐらいかな?僕はピッチャーをやっているので持ってるよ
ユニフォーム(上)
購入必要度 ★★☆
ユニフォームは購入するパターン、チームから貸与されるパターンがあります。
チームによって違うので、チームに入ってから確認してください。
購入する場合は、指定された用品店で購入する必要がありますので合わせて確認してください。
ユニフォームの購入頻度
購入する場合は、大きめを買えば卒団まで使えると思いますが、高学年になって体が大きくなると追加で購入する必要があるかもしれません。
ユニフォームの価格相場
ユニフォームが高く、8,000円~10,000円程度です。
チームによっては高学年と低学年でデザインが違うチームもありますので、購入が必須となるとちょっと負担になりますね。
ユニフォームパンツ&ベルト
購入必要度 ★★★
野球専用のズボンとベルトです。
野球はスライディングをするので、特殊な形状のズボンです。
グラウンドによりますが、黒土のグラウンドだと一瞬で真っ黒になりますので、お母さん泣かせです。
練習は基本的に土、日に行われるので2本あると無難です(ベルトは1本でOK)。
ユニフォームパンツ&ベルトの選び方
基本的にサイズさえ合っていればどのメーカーのものでも問題ありません。
大人用だとストレートとかショートなど、長さの違いなどで数種類ありますが、子供用は一般的にショートタイプが多いので、靴下が見えるショートタイプを選んでおけば間違いありません。
ユニフォームパンツ&ベルトの購入頻度
ある程度大きめを購入しても、ベルトなどで調整できるので、買い替え頻度は意外に多くありません。
ただ、スライディングなどで膝や破れたり、お尻が破れたりするので、破れたら再度購入する必要があります。
しかし、多くの選手は破れないようにあて布をしたりして、長く使っています。
低学年で購入したら、つぎは高学年で購入する程度かと思います。
ユニフォームパンツ&ベルトの価格相場
相場は2,000円~3,000円です。
耐久性はあるので、購入頻度は少ないですが、何より洗濯が大変です。
高くても良いから汚れがすぐ取れるものがあればいいのにと、全国のお母さんが願っていると思います。
毎回真っ黒にしてくるから洗濯大変。。。
ソックス
購入必要度 ★★★
野球用の靴下です。
こちらも土日練習をするので、2本購入しておくことが無難です。
ソックスの選び方
こちらはチームカラーに合わせて購入する必要があるので、購入前に監督や他の保護者の方に聞いて購入するのが無難です。
ひと昔前は、白いソックスの上にカラーのストッキングを重ね履きするのが普通でしたが、最近はカラーソックス1枚で履くことが多いです。
ソックスの購入頻度
ソックス破れたら購入するというぐらいなので、1年か2年に1回のペースで購入する程度でしょう。足が多少大きくなっても使えますので、意外と購入頻度は高くありません。
ソックスの価格相場
相場は1,000円前後で、こちらもパンツ同様2枚は買っておきたいです。
野球のソックスって長くて暑そう。。。
アンダーウェア&練習着
購入必要度 ★★☆
ユニフォームの下に着るウェアです。普通のTシャツなどでも良いですが、チームのTシャツがある場合もあるので、それを購入しても良いと思います。
試合の時には色を合わせたりする必要があるので、試合に出る場合はいずれ購入が必要です。
また、チームによりますが、練習の際、練習着を着るチームもあります。その場合は練習着を別途購入する必要があります。
アンダーウェア&練習着の購入頻度
体の成長に合わせて購入するため、2年に一度程度は必要になります。
アンダーウェア&練習着の価格相場
アンダーウェアの相場は1,000円~2,000円程度、練習着の相場は2,000円前後です。
練習着は夏は暑いし洗濯物も増えるからうちのチームは着る必要が無くてよかったー。
帽子
購入必要度 ★★★
チームの帽子です。チームロゴが入ったものになりますので、チームに入った場合は購入必須です。
チームロゴが入ったものを特注しますので、到着まで数週間かかる場合がありますので、早めに発注しましょう。
購入場所などは地元のスポーツ用品店などそれぞれです。チームに確認してください。
帽子の購入頻度
帽子には大きさ調整ができるようになっていますので、一度買ったら卒団まで使うことができると思います。
帽子の価格相場
価格相場は3,000~5,000円程度かと思います。チームによって変わりますのでチームに確認してください。
毎週洗濯機で洗濯してたら1年で型崩れしてしまいました。。。手洗いをおススメします。
バッグ
購入必要度 ★☆☆
グローブやバット、水筒など様々な道具を入れるバッグです。
普通のバックパックでも問題ありませんが、野球専用のものはバットが一緒に背負えるようになっているのでおススメです。
水筒や弁当、ユニフォームなど色々と入れるものが多くなるのでなるべく大きいものが良いでしょう。
バッグの購入頻度
一度購入すれば基本的に卒団まで使えると思いますが、使い方が激しい場合もう一度購入する必要があるかもしれません。
バッグの価格相場
相場は4,000円~10,000円程度です。
1回買えば卒業まで使えると思っていましたが、毎日遊びにも使ってたのでボロボロになり、まさかの4年生で買い換えました。。。
まとめ
全て道具を一から購入するとなるとかなりの出費となりますが、最初から絶対購入しなければならないものだけを購入すれば、そこまで負担にはならないのではないでしょうか?
購入必要度 ★★★ 計6,000~9,000円
- ユニフォームパンツ&ベルト 2,000~3,000円
- ソックス 1,000円
- 帽子 3,000~5,000円
購入必要度 ★★☆ 計20,000~71,000円
- グローブ 3,000~15,000円
- バット 5,000~40,000円
- ヘルメット 3,000~4,000円
- ユニフォーム(上)8,000~10,000円
- アンダーウェア&練習着 1,000~2,000円
購入必要度 ★☆☆ 計9,000~15,000円
- シューズ 5,000円
- バッグ 4,000~10,000円
野球は非常にお金のかかるスポーツと言われていますので、抑えられるところは抑えて無理のない少年野球ライフを送っていただければと思います。
その他に親にかかる負担について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。